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後見の首長申立件数が増加、一方で後見の申立件数は減少

司法書士の高柳です。

成年後見の首長申し立てが増加しているそうです。2013年で約5000件の首長申立があり、前年比14%増加とのこと。私も地元で首長申立の案件を引き受けることが多くなっているので首長申立の増加を実感しています。申立人は子によるものが1番多いのですが、それに次いで2番目に多いのが首長申立によるものだそうです。

後見人の報酬の問題
首長申立の増加については身寄りの無い高齢者が多くなっていることが最大の原因と考えられます。誰も助けてくれる親族がいないから自治体が申し立てるというケースですね。

また、後見人にはなれないけど申立人になっても良いという親族がいても報酬の問題から親族が申立できず首長が申し立てるというケースがあります。後見人の報酬は、報告に基づいて家裁が本人の生活に差し支えない範囲で資産の中から負担する報酬を認定するという取扱いです。そうなると本人に資産が無い場合は報酬をもらえないということがおこりえます。しかし、首長申立の場合は生活保護を受けている人など後見人の報酬を負担できないケースは自治体が代わりに報酬を払ってくれます。つまり、親族が申立をしても本人に資産が無い場合は報酬の確保ができず後見人の成り手がみつからない、自治体が申し立てれば自治体が報酬を払ってくれるので成り手が確保できるということです。自治体によっては首長申立でなくても資力が無ければ報酬を助成するというところもあるようなので、そのような取扱いの方が望ましいと思います。

なお、申立人が司法書士に後見申立書の作成を依頼した場合の報酬を被後見人の資産から支払うことは認められていません。家裁の説明では、後見申立に必要な戸籍謄本や登記事項証明書などの実費は被後見人本人のための出費だから本人の資産から精算しても良い、しかし司法書士報酬は申立人が司法書士と契約したものだから(たとえ被後見人のためであっても)申立人自身が負担すべきで被後見人の財産から支出することは認めないとのことです。なんだかわかったようなわからないような説明ですが、これも親族申立でなく首長申立が増える原因のひとつですね。自治体の人から連絡があって身内の問題だから申立人になるくらいは協力しようと思っても、申立の手数料は自己負担ですよと言われるとそれなら申立jは自治体でやってくれとなるケースは結構あります。

後見申立数の減少
ところが、首長申立の件数が増えているにも関わらず成年後見の申立件数は減っています。
リンク先は最高裁判所が作成した平成25年の成年後見関係事件の概況という資料です。

1ページ目に過去5年間の実績があるのですが、平成24年まで増え続けた申立件数が平成25年に前年比0.4%の減少に転じています。高齢者の数自体は近年ずっと増え続けているので不思議な感じがしますが、これは当たり前ですが首長申立の増加分よりも親族による申立の減少が多かったということを意味しています。
一年減少しただけで結論を出すのは早計ですが、成年後見制度が国民から忌避され始めている可能性があります。
家計が家裁の管理下におかれて、家族の要望も原則きいてもらえないという制度の利用者が減るのは無理からぬところがあります。申立人になっても報酬は持ちだしになる等申立人自身に良いことはありませんからね。




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2015-05-29(Fri)
 

大分県で裁判してきました

司法書士の高柳です。
先週末に大分県に出張してきました。不動産の所有権を時効取得するという事案なのですが、不動産も相手方住所も大分県だったので、現地で裁判をするしか無かったのです。とはいえ大分には初めて行くこともあり、今回の大分行きはとても楽しかったです。

登記簿に住所の記載が無い不動産
さて裁判をするには被告(相手方)の住所と氏名を訴状に記載する必要があります。被告に訴状を送り、被告が反論し、裁判官が双方の主張と証拠を吟味したうえで判決を書いて裁判は終わります。不動産に関する訴訟では、登記簿に書いてある住所を被告住所として記載するのが通常の取扱いです。
今回の事案では困ったことに登記簿に被告である所有者の住所が書かれていませんでした。登記申請をする時には所有者の住所氏名を記載しないと受付してもらえないので、通常ではありえない事態です。しかし、昔の土地台帳や家屋台帳で不動産を管理していた時には住所の記載が無いまま登記簿に情報が引き継がれていることが時々あります。土地建物台帳時代は不動産の所在と所有者の住所が同じ場合は住所の記載を省略する取扱いだったようですが、登記簿に引き継がれる際にも氏名のみで引き継がれてしまったんですね。今回の件もそういう事案でした。
元々大分から埼玉に出てきたお父様の実家の相続登記ということでご依頼を受けた案件でしたが、その中に氏名しか記載のない不動産の登記簿があり、お父様の代にも権利を整理しようとしたができなかったとのことでした。相続で集めた戸籍にも問題となっている不動産の所有者の氏名が出てこないので、どのような関係だったのかは依頼者や他のご家族の誰も分からないとのこと。しかし、固定資産税の納付や管理は代々続けて来られたとのことだったので、時効取得ができそうということで裁判を行うこととなりました。所有者の住所は登記簿に記載が無いけれど、家屋台帳時代の取扱いから不動産所在地を住所として訴訟を行うことにしました。
さて肝心の裁判ですがわずか1分で判決言渡しまで終わりました。毎回裁判がこんな調子で進むとうれしいのですが・・・
その後は別府に移動して温泉とお土産を買いに。翌日は地獄巡りをして帰ってきました。仕事に行ったのか観光に行ったのかわからなくなってしまいましたが、大分はとても良いところでした。次に行く時は仕事のついでではなく、純粋にゆっくり観光したいですね。


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2015-04-20(Mon)
 

ららぽーと富士見オープン

司法書士の高柳です。
本日ららぽーと富士見のグランドオープンがありました。
お店自体は今週から営業していたので、事務所近くにできた重要施設ということで昨日調査(?)に行ってきました。
平成20年に事務所を開業した時からららぽーとができるという噂があったのですが、ようやく現実となりました。

当初は様子見で買物もせず一時間くらいで引き上げるつもりでしたが、店舗がとにかく広くてすぐに一時間が過ぎてしまいました。お店もたくさんあり、なんでも揃えられそうな感じです。気づいたらポイント付のクレジットカードの申し込みをして、両手に買い物袋を提げており、時計を見たら3時間くらい過ぎていました。私は開店記念とか限定品という言葉にとても弱いのです。

調査(買い物しただけとも)が一段落し、帰ろうとしたところで北海道うまいもの館というお店を見つけてしまいました。札幌に13年暮らし札幌市の禄を食んだ者として北海道経済に貢献しなくてはなるまいとまた買物をしてしまいました。荷物が多くなってしまい、車で来れば良かったと後悔しきりです。ふじみ野駅とららぽーとの直通バスの様子を確かめようとしたのですが、素直に車で来れば良かったです。まさか、地元でやきそば弁当や月寒あんぱんを買える日が来るとは。焼きそば弁当は北海道ローカルのインスタント焼きそばなのですが、私の知らぬ間に種類が増えたようです。

いつもとは趣が違う記事となりましたが、私の調査報告は以上です。

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2015-04-10(Fri)
 
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