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登記簿(登記事項証明書)のこと

司法書士の高柳です。
事務所の皆に声をかけ日替わりでブログを書こうと始めましたが、早々に首謀者が脱落してしまいました。
忙しかったり、ネタが無かったりでパスをし続けて、早数か月の月日が過ぎました。トランプの七並べならとっくに敗退済みといったところです。
仕事関連でも同業者しか解らない話でなく一般の人にも役立つ情報を提供しようと考えていましたが、気負いすぎて書けなくなってしまいました。
これからは頑張って、でもあまり気負いすぎずローテーションに戻れるよう努めてまいります。

さて標題の登記簿(登記事項証明書)についてです。
昔は台帳形式だったので登記簿と呼ばれていましたが、今は電子化されています。登記には昔からあってよく知られている不動産登記や法人(商業)登記と最近できた後見登記や債権譲渡登記があります。
法務局から発行される記録も登記簿謄本から登記事項証明書と名前が変わりました。今でも正式名称である登記事項証明書が長ったらしく呼びにくいので、登記簿謄本とか謄本と呼ばれることが多いです。なお、登記事項証明書に限らず、登記関連の最近の名称(登記識別情報、登記原因証明情報など)は長く似通っていて非常にわかりにくいです。
登記は第三者への公示(情報公開)が目的の制度なので、手数料を払えば誰でも見ることができます(後見登記は例外で利害関係人のみ対象)。

司法書士は登記申請の代理が伝統的な仕事ですが、中心となるのは不動産登記です。日本全国の不動産が業務の対象なので、都市部に集中しがちな弁護士さんと違い司法書士は全国至るところにいます。登記簿台帳の時代は法務局に行き登記簿を閲覧しなければ仕事にならなかったので、法務局周辺に事務所を構えている司法書士は多いですが、近年は法務局周辺にこだわる必要もなくなりました。インターネットや携帯電話の普及のおかげです。私の事務所も管轄である川越の法務局から一番遠いところにあります。

この仕事をしていると不動産登記制度というのは原始的な制度だなとつくづく思います。
登記で記載されている情報も貧弱でせっかく電子化したのに紙の台帳をそのまま電子化しただけです。
最近登記事項証明書がA4の横型から縦型に変わりましたが、何のメリットがあるのか、税金を使うほどの価値があったのか疑問です。
登記簿の所有者の情報というのは、住所と氏名、これだけです。住所も氏名も変更可能なので、本人確認の問題というのは司法書士にとって悩ましい問題です。特に住所変更では住民票徐票や戸籍の附票といった証明書類の保管期限が切れ発行されないことは珍しくありません。そういった場合は、不在住・不在籍証明書などによって間接的に証明することになります。金融機関なら通帳印の届出情報を管理していますが、法務局の場合市町村発行の個人の印鑑証明を使うので印鑑についても自前では管理していません。民間サービスなら住所氏名だけでなく生年月日その他の情報を登録し、顧客番号の付与やパスワードの通知などで顧客情報を管理するのが普通です。しかし、登記で載っているのは住所氏名だけ・・・。そういえばパスワードはありますね、問題ありすぎな登記識別情報というのが・・・。
個人的には住所氏名といった後天的に変えられる情報だけでなく、国民IDのような後天的に変えられない番号を付与してデータベースとして管理した方が良いと思います。そして住所氏名が変わったら自動的に市町村からの通知によって更新していく。固定資産税の課税のためには所有者が変わると法務局から税務関係に変更の通知がされるのですから、住所氏名の自動更新くらいしてくれても良いと思います。特に所有者が死亡している場合や成年後見を受けている場合はそれとわかるようにしてもらえると司法書士としてはとても仕事がしやすい。まぁ、こうなると司法書士の仕事も減ってしまいそうなのが難しいところ(苦笑)。現在の登記は、所有者に連絡を取りたいと思っても、住所が変わっていればお手上げでデータベースとしては本当に不完全です。物権変動の過程を忠実に反映するのが登記制度の理想・・・のはずなんですが。

国民IDのようなシステムは、法務局だけでなく市町村など全ての官庁が関係するので日本では非常に難しいとは思います。国民総背番号は昔から話はあがっても不人気で実現しませんでしたし。
しかし、消えた年金問題も結局のところデータ統合の際にきちんと名寄せできれば生じなかった問題です。電子政府構想というのも、まず国民IDのようなシステムを導入し、行政の間で必要な情報をデータベースとして共有し、業務を効率化するのが本筋でしょう。窓口業務をインターネットで申請できるようにしました、でも窓口で手続きした方が早くて確実ですという電子政府では無意味です。

気負わずに書くはずが思わぬ長文になってしまいました。本日はここまでにします。

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2011-12-03(Sat)
 
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